「のし袋の水引にはいろいろな色や種類があるけど、どうしたらいいの?」
「のし袋はどう書いたらいいの?」
このような質問をよくされますので、少しお話したいと思います。
水引は不祝儀では、「結び切り」「あわじ結び(アワビ結び)」を用います。
水引のカタチにはそれぞれ意味があって、「結び切り」「あわじ結び」共に一度結ぶと解けない(元通り戻すことが難しい)ことから、繰り返ないようにという意味(想いを込めて)で用いられてます。
左から「白黒結び切り」「白黒あわじ結び」「白黄あわじ結び」
次に水引の色ですが、地域・宗教・金額等で違ってきます。
また、あまり気にしていませんが、水引の本数に違いがあります。(興味のある方は調べてみて下さい)
のし袋の選び方としては、私の周囲では
通夜・葬儀 → 白黒・双銀
骨上げ法要以後の法要 → 白黄
このように使い分けることが多いように思います。
次に、不祝儀ののし袋の書き様です。通夜・葬儀・法事等々でいろいろな書き様がありますし、宗旨宗派等により違いがあります。(詳しくはまた次の機会に)
葬儀・法要に参列するときに書き方に迷ったときは
「御香資」
と書くのがいいかと思います。その他に色々な書き方がありますが、葬儀でも法事でも問題ないと思います。
御佛前にお供えするお香等のお供物を買ってお供えしてもらうための金銭という意味ですので、佛事においてほとんどの場合に意味が通るかと思います。
ただ、のしの色については地域によっていろいろと習慣がありますので、その地域の方に確認されて方がいいかと思います。聞ける方が無くて気になられるようであれば、白黒・白黄の2種類用意して現地で確認してお渡しされるのも一つの方法かと思います。
この記事へのコメントはありません。