
「のし袋を書くとき」にどうしたらいいのかとよくご相談を受けます。そこで「のし袋」についてお話していきたいと思います。
「佛事ののし袋は薄墨で!」
「佛事ののし袋は薄墨で!」とよく言われます。
その由縁は、
① 墨をする暇もなく駆け付けた
② 硯に涙がこぼれて墨が薄まった 等々
諸説あるようです。昔の日本の心遣いというか、想いが現れていてとてもいいように思います。
ただ今日の事情を考えると、丁寧には『濃い墨』で書く方がいいように思います。
文具も進化してますし、墨をすることも少なくなっています。すでに印刷された短冊の付いたのし袋も売ってますしね。
あえて薄墨で書くとすれば、「通夜」「葬儀」までではないかと思います。
※ あくまで、個人の意見です。地域の習慣や宗旨宗派等により異なった慣習があることがあります。それぞれの慣習に従ってください。
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